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ゆったりとした深い呼吸
呼吸というのは、意志でコントロールできる唯一の自律運動です。 そして、呼吸は感情と密接に関連しています。
恐れや怒りが強いとき、呼吸は早く、そして浅くなっています。
呼吸をゆっくり、深くすることで、感じているネガティブな感情を変化させることができます。
感情は、ある種のエネルギーの塊として、体の中に残っています。
呼吸を深くすることで、その塊を解放することが出来るのです。
無理に感情を変えようとするとかえって、解放しきれません。
呼吸を深くしつつ感じていくことで、早く抜けることが出来ます。
普段から、呼吸が浅い人が、多いのですが、これは、精神的外傷が起きたときに、ネガティブな感情を、感じないようにするために、呼吸をロックしてきたことと関係しています。
呼吸のポイントは、口から吐いて、鼻から吸うことと、ゆっくり呼吸をするように意識することです。
実は、口から吐いて、鼻から吸うというのが、自然な呼吸です。当たり前の事が出来なくなってしまっているから、色々な問題が出てくるのです。
細く長く口から吐き、ゆったり大きく鼻から吸う様な感じです。
呼吸の最大のポイントは、肺のニュートラルな状態から吐いて吸うことです。 それが腹式呼吸です。 多くの方は、肺がニュートラルな状態から、肺を拡げて息を吸い、力を抜いて、ニュートラルな状態に戻しつつ息を吐いています。
これは胸式呼吸になります。 それでは、浅くて早い呼吸しかできませんし、肺の中の空気も、あまり入れ替わりません。 まず、肺の中の空気を吐き出すことを意識して下さい。 肺のニュートラルな状態から、肺を収縮させることで息を吐いて、力を緩めてニュートラルな状態まで戻しながら息を吸えば、肺の中の空気がたくさん入れ替わります。
まず、肺のニュートラルな状態から吐き始めます。 その時、お腹を凹まさず、なるべくお腹を膨らませたまま吐く様に心がけます。 そして、息を吸うときは、力を抜けば、自然に空気が入ってきます 息を吐くときも、お腹を膨らませたままにするとは言っても、横隔膜が収縮するので多少はお腹は縮みます。 ただ、普通に呼吸するようにお腹を凹ませて息を吐かず、お腹を膨らませる方向に力を働かせるということです。 最初は、ニュートラルな状態から吐いて吸うこと、次いで口から吐いて、鼻から吸うことを習慣にすることから始めてください。 そして、呼気を意識しながら、呼吸のサイクルを長くしていきます。 唇を微妙に開き、舌を指定の位置に付けることで、空気抵抗を作り、呼気を伸ばすことが出来るのです。 呼気と吸気の時間の比率は同じ位になります。 初めは、呼気4秒、吸気4秒辺りを目処に練習して下さい。 そして、徐々に伸ばしていきます。 ある程度慣れてきたら、呼気8秒、吸気8秒くらいを目標にして練習してください。 1分間に3〜4回くらい呼吸をする計算になります。 1分間に3〜4回というのは、それ程、無理なことではないので、それくらいの、ゆっくりな呼吸を習慣にして下さい。 気持ちの変化に驚かれると思います。 慣れてくれば、もっと長いサイクルで呼吸できるようになります。 その呼吸は、腹式と胸式を連続しておこなう呼吸になりますが、それについてはここでは解説しません。 何事も無理は禁物ですので、楽に出来る範囲で徐々に延ばしていくのがベターです。 コツは、先の項目で挙げた、あごの力を抜き、吸気の時も、唇を微妙に開けておくこと、舌の先を、上の歯茎の内側、前歯の付け根の辺りに触れるようにすることです。 そうすると、唇の隙間を開けやすいですし、喉が拡がり呼吸しやすくなります。 口を完全に閉じないことで、息を吐く度に口を開けなくて良いので、自然な呼吸が無意識で出来る様になります。 息が吐ける程度に開いていればいいので、半開き程、開ける必要はありません。 口を半開きでは、見た目が良くないと思います(笑) 舌を指定の位置にしていれば、半開きにはなりませんので大丈夫です。 微妙に口を開いているのって、それは、微笑みの表情なんです。 あご、頬、唇の力を完全に抜いたら、だいたいそんな感じの口になります。 呼吸を深くしていく過程で、感じないようにしてきた感情や記憶が表面に出てきます。 この過程は辛いことですが、それによって初めて超えることが出来ます。 ネガティブな感情は、蓋をしていてもなくなりません。 無意識レベルで、その感情を解放しようとして、病気や生活面での障害を創り出します。 病気や生活面での障害を、取り除くためには、蓋をして感じないようにしてきたネガティブな感情と向き合う必要があります。 次から次へと災難が、訪れる人がいますが、元にあるネガティブな感情を解放することで、そのパターンを取り除くことが出来るのです。 ゆっくりな深いを呼吸を始めてから、しばらくして、突然、恐れや怒りが出てきたりすることがあります。 その時も、ゆっくりな深い呼吸を続けることで、感じきって下さい。 それによって、エネルギーの塊を解放できます。 エネルギーの塊は、ひとつやふたつではありませんので、焦らず少しずつ進んで下さい。 くれぐれも無理はしないでくださいね。
ゆっくりな深い呼吸が、無理なく自然になったとき、超リラックス状態になり、恍惚感を体感できることでしょう。 よく、特殊な呼吸を時間を決めてやることを薦めている方がいますが、限られた時間だけ呼吸を変えても、健康やしあわせな気分を引き出すことにとって、さほど効果があるとは思えません。 (特殊な能力開発には有効かも知れませんが・・)
自然な、ゆったりとした深い呼吸を習慣にすることで、普段から肺の空気の入れ替えをしていることが重要です。 |