しあわせ感を引き出す方法


自然体の姿勢


姿勢を調えることは、気の波動を調えることにつながり、健康面、感情面にもいい影響を与えます。
 
姿勢の最大のポイントは、仙骨に重心を合わせることと、胸を開くことです。
 
ここでは、姿勢の感覚をつかむ為の基本姿勢を紹介します。
 
一端、仙骨に重心を合わせている感覚がつかめれば、その状態を保ったまま、様々な姿勢を取ることが出来る様になります。
 
 
文章では分かりにくいかとは思いますが、立ち位置での基本姿勢のポイントを紹介します。
 
ひとことで言えば幼児体型の様な姿勢です。
幼児体型は、自然体の姿勢からできる姿勢なのです。
 
実際には、幼児と大人では、胴体と手足の長さのバランスが違うので、自然体の姿勢にすると、幼児体型にはならず、非常に美しい姿勢になります。
ですが、自然体の姿勢は、重心の位置や、身体のラインのとり方等は、まさに幼児体型そのものなので、幼児体型を見本にすると分かりやすいと思います。
 
 
姿勢のポイント
 
足を肩幅に拡げ、つま先を90度くらいに開いて立ちます。
 
股関節を伸ばします。
 
これは、股関節の辺りを、弧の頂点にするような感じです。
股関節を前方に突き出す感じと表現した方が分かりやすいかも知れません。
横から見たとき、つま先の上に股関節が来る様にします。

その際、親指側に体重がかかるようにする事が大切です。
かかとは床に触れている程度で、体重はかからない様に、股関節の位置を調整します。
 
この時、当然、脚部はやや前傾になります。
 
そして、目線を遠くにし、あごを引き、首、肩の力を抜き、胸を上方法に突き出す感じにしつつ、肩を後ろに引きます。
心持ち、あごを胸に近づける様な感じにするといい感じです。

感覚的には、胸の中央にひもを付け、それを天頂方向に引っ張る様な感じを意識していただくとやりやすいです。

そうすれば、自然に胸が開きます。

首の向きは、思っているより前傾になるかと思います。
胸を斜め上方向に突き出すことで、首が垂直になるというのが本来の首の形です。

この姿勢の時、胸部と上腹部の正中線上に張力が働き、胸の筋肉と腹筋が伸びる感じになります。
また、お腹は自然に膨らみます。
この時の力は、力んだものではなく、自然に発生する張力です。
 
胸腹部に自然な膨らむ力が入ると、気持ちも安定します。
実際に気の波動も安定するので、感情も変化するのです。
 
また、姿勢が決まれば、感性の方に意識が向きます。
恐らく、この時の脳波は、アルファ波になっていると思います。
感覚の鋭い人で在れば、額がむずむずするのが分かります。
 
立ち位置での感覚がつかめれば、歩いたり座ったりするときの感覚も分かるようになります。
 
歩くときのポイントは、足の向きを、指先が前を向く方向にする(感覚的には微妙な内股のような感じですが、これが真っ直ぐな方向です)、両足の親指を1本の線の上にくるようにすること、親指にも体重を乗せるような感じで、親指で大地を蹴ること、腰を基点に移動するようにするなどです。
 
姿勢の悪い人の場合、脚部が垂直になり、そのバランスを取るために、上半身がやや前傾になっています。
そのため、どうしてもうつむき加減になりますし、体重がかかとに集まっています。
これだと、体を支えるために、つねに筋肉を緊張させていなくてはいけないので、疲れやすいですし、腰痛を起こしやすくなります。
また、肩の位置が前よりになり、背中も丸くなるので、胸が狭くなり、深い呼吸ができません。
背中を丸めて、目線が伏せがちだと、自信がなさそうに見えます。
 
姿勢は、物事に対する「姿勢」にも現れてくるのです。
姿勢を調えるだけでも、自信が出てくるようになりますし、視野も拡がります。
視野が拡がれば、世界に対する「視野」も拡がります。
 
本来、姿勢については、お会いしてお伝えすることがベストなのですが、姿勢がとても重要であることをお伝えするために、ここで紹介させて頂くことにしました。
治療だけでなく、出張講習でもお伝え出来れば幸いです。
 
追記
ここで紹介している姿勢は、いわゆる常識的な「真っ直ぐな」姿勢ではありません。
「真っ直ぐな」姿勢は、実はとても不自然な姿勢です。
上体を直立させている間中、筋力で支え続けなければなりません。
それでは、疲れるのも当然ですし、リラックスも出来ないですね。
腰痛も起こして当然なのです。
 
腰痛は、人が二本足で立つようになった宿命であるとか、腰痛を予防するために腹筋を鍛えるということが、「常識」と化している程に、不自然な姿勢が定着してしまっています。
 
人体の構造は、非常に良くできているので、直立時に、筋力で上体を支えなければならないような非効率的なことをしなくてもよいのです。
 
重心を尾てい骨に合わせることで、重力による張力が働き、お腹が拡がり上体を支えるようになっているのです。
 
例えば、観音様の像を思い出して頂きたいのですが、細身だけど、お腹は膨らんでいると思います。
これは、脂肪でお腹が出ているのではなく、自然体の姿勢なので、張力でお腹が膨らんだ状態です。
 
元々、東洋的な姿勢はこうであったはずなのですが、忘れてしまったようです。
 
興味深いのは、幼児の姿勢は、自然体の子の方が多く、大人は不自然な姿勢の人の方が多いことです。
間違った常識によって矯正されてしまっているのでしょう。
 
追記2
 
歩く時の足運びについて
 
これも文章では分かりにくいですが、一応参考として紹介しておきます。
 
まず、足部の向きですが、足の指が真っ直ぐ前方を向くのが、本当の真っ直ぐです。
慣れるまでは、感覚的に、若干内股な感じです。
 
そして、親指が1本線上を移動する様に移動します。
 
脚部を振り子運動するような感じで動かします。
 
そうすると踵から垂直に降りるのではなく、土踏まずのやや前辺りで着地する様になります。
 
最後は、親指で大地を蹴る様な感じで、地面から足部を離します。
 
歩き方の不自然な人は、ふくらはぎの筋肉をほとんど使っていないのですが、この歩き方だと、ふくらはぎの筋肉も使えます。
 
また、踵から着地しないので、接地の時の衝撃がありません。
 
流れるように移動できます。

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