しあわせ感を引き出す方法



書いて燃やす


ひとりになれる時間と、場所を用意します。
 
捨ててしまってもいい紙を用意します。
 
紙は藁半紙が、燃やしたとき煙が少ないのでお薦めです。
 
私自身は、藁半紙のメモ用紙を使っています。
 
用意した紙に、いま、感じているネガティブな気持ちを書き出していきます。

怒り、不安、悲しみ、執着、罪悪感、後悔、等々。
 
とんでもないことでも、いいので書き出していって下さい。
とにかく、自分の中に、ため込んでいる気持ちを吐き出します。
 
「殺してやる」のような言葉が出てくるかもしれません。
でも、それで、いいのです。
 
まず、認めたくない気持ち、蓋をしていた気持ちを表面に出し、気付くことです。
 
気付き、その気持ちを感じ、文字として表現することで、ネガティブな気持ちのレベルが下がり、とらわれなくなるというのが目的です。
 
ネガティブな気持ちが完全になくなることは無いでしょう。
 
溜め込んでいる気持ちを解放することで、気持ちが自然に流れるようになり、「とらわれないようになる」のです。
 
誰でも、心に闇の部分を持っています。
それに気付くことで、超えることができます。
 
変えようとする必要もありません。
気付き、文字として表現し処分することで、自然に変化していきます。
 
色んな想いが出てきた時に、自分は駄目だなんて思わないで下さいね。
むしろ心の闇を認めた自分を誉めてあげて下さい。
実際、とても勇気のいることですから。
 
書き終わったら、その紙を燃やします。
くれぐれも、火の始末には、注意して下さい。
 
重要なのは、書き出した物を、残さないことです。
 
ですから、家で燃やすのが無理であれば、細かくちぎって捨てるのでも、結構です。
燃えるゴミとして出せば、最終的には燃やすことになります。
 
 
書き出す作業は、やっているものの、その書いた物を、残してしまっている方がいますが、それは、絶対にやめて下さい。
 
残してしまっては、その言霊が力を持ち、気持ちの解放どころか、よくないものを引き寄せてしまいます。
 
吐き出していく過程で、自分でも気付かなかった、心の奥深くにあった気持ちが、出てくることもあります。
 
それも、また、書き出して捨て去るということの繰り返しです。
 
書き出すということに、かなりの抵抗を感じることもあるかと思います。
 
声に出すだけの方が、楽だったりします。
声だと、その瞬間だけで済みますが、活字だと、再確認せざるを得ないからでしょうね。
 
でも、あえて、それをやることで、大きな収穫が得られます。
 
あまりにも気持ちが強くて、書き出せる程、冷静じゃない時(主に怒っている時ですね)は、とりあえず、大声で叫ぶとか、壊してもいい物にあたるというのもいいでしょう。
 
ペットボトルを踏みつぶす、空き缶に釘を刺したりハンマーで叩きつぶす等。
サンドバックがあるといいですが(笑)
また、意外にハリセンが、怒りの解放に使えます。
大きな音の割に衝撃が少ないので、物に当たるものとしては優秀です。
 
そして、ある程度、冷静になったら、書いて燃やす作業をして下さい。
叫んだり、物にあたっても、表面的な気持ちの解放だけで、大元になっている思い込みに到達することは出来ません。
 
自分と向き合うことを避けるために、書き出せるほど冷静じゃない状況を常に創りだしてしまう可能性はあります。
 
それを超えることができるのは、自分と向き合うのだという意志のみです。
 
引き延ばせば、自分と向き合わざるを得ない状況を創ってしまうのですが、その時は、より辛い状況になっています。
 
早い段階で、向き合えば、傷は少なくて済みます。
 

また、この作業は、ネガティブな気持ちだけに限定しないで、思っていることを、何でも書き出して下さい。
 
嬉しいこと、雑念、願望、反省、等々。
 
嬉しい気持ちまで、書いて燃やすというと、変に思うかも知れませんが、気持ちを表現することで、気を流すということがポイントです。
 
例え嬉しい気持ちでも、溜め込んだら、やがて邪気に変わります。
 
思っていること、感じていることを、表現し流していくことで、どんどん新鮮な気が流れてくるのです。
 
気の流れが良くなれば、現実も好転してきます。
 
雑念などを書き出している内に、素晴らしいアイデア等が、浮かんで来る場合もあるかと思います。
 
その時は、そのアイデアを別のノート等に書き写し残して、元の紙は、処分して下さい。
 

思い込みに気付く
 
この作業の真の目的は、単に気持ちの解放だけでなく、その気持ちの元になっている思い込みに気付き整理することにあります。
 
ある状況で、特定の気持ちが起きるのは、その状況では、こうあるべきだ等という思い込みがあるからです。
 
気持ちは、状況と思い込みとの関わりによって現れる反応に過ぎません。
 
次の段階では、「この状況で、このような気持ちを持つということは、どのような思い込みがあるのだろう」という風にみていきます。
 
思いつくままに書いていくことで、予想外の思い込みが出てくることもあります。
 
出てきた思い込みについて、その思い込みが、どこから来たのか、そして、その思い込みは、役に立つのか、検討していくことで、もっと深い所の思い込みにも気付くようになります。
 
思い込み自体が悪いわけではありません。
自分にどんな思い込みがあるのか分かっていない為に、条件反射的に反応してしまうことが問題なのです。
 
ネガティブと思われる思い込みが見つかっても、変えようとする必要はありません。
 
重要なことは、ネガティブな思い込みに気付くだけでなく、ポジティブな思い込みにも気付いていることです。
 
怒りにしても、喜びにしても、単なる感情に過ぎません。
 
例え喜びの気持ちであっても、条件反射的に反応してしまうことが問題なのです。
 
思い込みに気付いてさえいれば、条件反射的に反応してしまうことはなくなります。
 
その都度、自分で感情を選択し、対応することが可能になります。
 
自分の対応を選択することが、創造の人生の始まりです。
 
いままでは、気持ちをどうにかしようとしていたために、無理が出ていたのです。
 
気持ちを変えるのではなく、元にある思い込みに気付いていることで、同じ状況に出会っても、自動的に反応することがなくなり、気持ちにとらわれないようになるのです。



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