愚痴は人に話さないこと

「書いて燃やす作業」について、ネガティブなことを書き出して表現すると、現実化して しまうのではないか、という不安の声を頂きましたので、それについて解説していきたい と思います。

結論から言いますと、書きだした内容を人に見せず、すぐに処分すれば、まったく問題な いということになります。


これまで表現したことが現実になったと言われた方のお話を伺っていると、愚痴を人に話 したり、メールで送ったりしていた様でした。
これだと、ネガティブなことが現実化してしまう可能性が高くなります。

現実化の法則の根本的なことに、「自分の与えたものが自分に返ってくる」ということが あります。

‘与える’というのは、つまり、‘人に対して影響を及ぼすこと’です。

第三者である友人に、ある人のことに関する愚痴を話した場合、愚痴に乗っているネガテ ィブなエネルギーを、友人にぶつけてしまうことになります。
友人は、文句も言わずに聞いてくれるかも知れませんが、確実にダメージを受けます。

それだけでなく、ある人に対するネガティブなイメージを強化することにつながりますの で、愚痴の内容が悪化して現実化する可能性が高まる訳です。
そういうことがあって、表現することにも不安を覚える様になってしまったそうです。


紙に書きだして表現することと、内容をを人に伝えることでは、全く意味が違います。

そういう意味では、楽しいことなどは人に話したりするのはいいと思います。
楽しいことが強化されて現実化する分には、何の問題もありませんから。

だからといって、「あの頃は楽しくて良かった」みたいなのは、止めて下さい。
これは、執着であり、人に話すのではなく、書いて燃やすことで表現することです。
ニュアンスの違いがお分かり頂けるでしょうか。


人に伝えるということによる、現実に対する影響の大きさのことを考えると、最近、気に なることがあります。

それは、ネット上の掲示板等の書き込みですね。
ほとんど人がこない様な掲示板なら、それほど影響はないでしょうが、たくさんの人の目 に触れる掲示板で、ネガティブなことを書いてしまうのは、書き込みをした本人の人生にとって、かな り危険を伴うことだと思います。

書いた人のことを、読んだ人が知らなくても、悩み事などを多数の人が読むのは、書いた人の人生にとって、好ま しい結果にはなりませんから。


自分が表現したことに対して、人が感じた気持ちが、自分の現実に対する影響として返っ てくるのだということを知って頂ければ、何をどうすれば、しあわせな現実を体験できるよう になるかということが理解いていただけるのではないかと思います。

気持ちの表現に関して、端的にいえば、愚痴は書いて燃やし、楽しいことだけ人に伝え る、ということになるでしょう。


よくいるプラス思考の人は、楽しいことだけ人に話すことはやってますが、ネガティブな ことを認め表現することはやってませんから、その辺りが大きな違いになると思います。

これは、友人等に対する時の指針であり、カウンセラー等の仕事をしている人 にクライアントとしての立場から、ネガティブなことを話すのは構わないということを付 け加えておきたいと思います。


それから、プラス思考にとらわれている人に多いのですが、ネガティブなことを考えることすらダメだと言う人がいます。
でも、そんなことをしたら、却ってネガティブな気持ちを溜め込んでしまい、それが現実化してしまいます。

拒絶することで溜め込んでしまった気持ちを解放するために、書いて燃やす作業をしているのに、拒絶し、わざわざ溜め込んでどうするのだ?ということですね。

考えてしまうのは仕方がないのですから、それを否定するのではなく、受け入れることが大切です。
考えることすら否定してしまうのは、ありのままの自分を拒絶することです。
自己を拒絶していては、しあわせな現実などやってくるはずがありません。

認めたくない気持ちを受け入れ、感じ、解放することで、とらわれなくなるということが大切なのであって、考えない様にすることが目的ではないのです。

もちろん、とらわれなくなってくれば、自然にネガティブなことを考えなくなってくるのですが、それは考えない様にすることとは意味が違います。

考えるのは構わないのだ、ということを強調したいと思います。
但し、人には話さない様にしてください。



しあわせな現実を創造するために


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